2016年11月8日 19時〜

場所:Rethink Books

『パズルのピースがはまった時に作品ができる。Rethink FUKUOKA PROJECT -エンタメの本質とは?-』

「福岡」を舞台に、異なるジャンルで活躍する企業や人々を有機的につなぎ合う、Rethink FUKUOKA PROJECT。
このプロジェクト内で、サイノウがプロデュースする第六弾イベント-エンタメの本質とは?-を「Rethink Books 本とビールと焼酎と。Rethink with Ploom Tech」で開催しました。

ゲスト紹介

KOO-KI代表取締役

木綿達史

'73 年 石川生まれ。KOO-KI代表取締役。 映像ディレクター。
代表作は、スジャータ(TVCM)マルコとマルオの7日間(TVCM)平井堅 切手のないおくりもの(MV)関ジャニ∞ T.W.L.(MV)TEDx Fukuoka 夫婦喧嘩を一瞬で回避する方法(プレゼン)など。ショートアニメシリーズ「SUSHI POLICE」絶賛発売&レンタル中!

http://www.koo-ki.co.jp/

BBDO J WEST コンテンツプランナー

眞鍋海里

1982年宮崎生まれ。従来の広告手法にとらわれず、映像、デジタル、体験型コンテンツと”コンテンツ発想”を軸に様々なアイデアで話題を仕掛けるコンテンツプランナー。
AUTOWAY「雪道コワイ」からのシリーズ動画は全世界で1500万再生を誇り、その他、最近だとSUNTORY「集中リゲイン」、KIWI「ハイパーキックOL」、HOME’S「KEY OF LIFE」などの話題作を手がける。

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エンタメの本質とは?〜誰かを楽しませたいという思い〜

「おっさんなのに乙女なんです(笑)。」(木綿達史)

”すべて人間は、知ることを楽しむことを求めることが本性なり” かのアリストテレスもこのような名言を残しているように、人間は何か新しいものを知りたがり、それを楽しむことを常に求めている。 今回のRethink FUKUOKA PROJECTのテーマは「エンターテイメント」である。人々を楽しませ、感動させ、魅了させるコンテンツを創造し、世の中に新たなエンターテイメントを生み出し続けるゲストをお呼びした。 1人目は、KOO-KI代表取締役の木綿達史さん。KOO-KIは福岡を代表する映像制作の会社で、2020年東京オリンピックの招致の国際PR映像を作ったことでも有名だ。(KOO-KI→http://www.koo-ki.co.jp/)また、木綿さん自身も数々の有名な作品に携わっており、TEDxでプレゼンターとして登壇されたこともある方だ。 そんな木綿さんからの自己紹介とトークで始まった今回のRethink FUKUOKA PROJECT。これまで手掛けてきた様々な動画を見せながらの自己紹介となったが、テーマは、「木綿さん!おっさんなのに乙女?!」である(笑)。ディズニーをイメージさせる動画を流しながら、乙女心を忘れないために、たまに女性向けのファッション誌やディズニー系の動画を見ることを心がけているという話が印象深かった。また2013年のTEDxでプレゼンした「夫婦喧嘩を一瞬にして回避する方法」についても触れてくださった(笑)。ユーモアあふれる素敵な方だ。

「エンタメとは人々を楽しませようとする気持ち。」(眞鍋海里)

今回エンタメをテーマとしてのもう1人のゲストは、眞鍋海里さんだ。眞鍋さんもBBDO J WESTのコンテンツプランナーとして福岡を代表する映像クリエイターの1人である。代表作は、AUTOWAY「雪道コワイ」のシリーズ動画で、全世界1500万再生という実績をお持ちの方だ。そんな「雪道コワイ」も含めて、眞鍋さんも映像を映しながらの自己紹介となり、会場は笑いと映像の最後のオチに唸る声が聞こえた。とにかく動画を見た方が面白いとおもうので、見て欲しい(笑)。

アイデアの出し方とは?〜クリエイター2人に迫る〜

「おもしろい人とは違ったことをやりたい」(木綿達史)

そんなクリエイターとして新しい作品を創造し続けるお二人のアイデアを出すやり方とはなんだろうか? 今回、モデレーターを務めてくださったのは、クリエティブディレクターとして活躍する松本祐典さん。過去に「明星和楽in台湾」「TAIWAN EXCELLENCE ~日本初開催!台湾ブランド新発見~」などを成功に導いている。同じクリエイティブな分野で働く松本さんとしても気になる質問に会場も、一見一句見逃さないぞという雰囲気だった。 しかし、アイデアの出し方というものがあれば誰でも成功しているし、簡単に作品をつくれるものだ。木綿さんもやり方があるわけではなく、ひたすらに一生懸命考えるだけだと話した。時には複数の作品を同時並行で進めないといけないために、頭がもたないこともあるとか…。またクリエイティブに作品を作る過程もやってそうに見える反面、泥臭いもたくさんあって、なかなか眠れ無い日々もあったりと、職人としての木綿さんを少し垣間見れた気がした。

「パズルのピースがはまった時にできる。」(眞鍋海里)

眞鍋さんもやはりかなり悩んだ末に、プレゼン(作品の発表会)の前日におりてきます、と答えてくれた(笑)。依頼が来てから考え始めるが、なかなかアイデアが降りてこないのがいつもだと。ただ考え抜いた末に、その作品のパズルのピースが埋まる瞬間があるとも話してくれた。 今回もモデレーターを務めたサイノウの松口は、大学生という立場からどのようなことを今のうちにしておけば、2人のような素晴らしいクリエイターになれるのか気になり、聞いてみると意外な答えが返ってきた。動画の編集技術とかではなく、とにかくいろんなことを経験することと、いろんな人の話を聞くことが大事だということだ。眞鍋さんの「ピースがはまる」という表現もそうだが、考え抜いた末でこれまで自分が経験してきたものがそこにかぶさるようにして、一致する瞬間があるそうだ。であるならば、自分の経験値というものは非常に大きな意味を持つのではないだろうか。

今回もお越しくださった参加者のみなさまありがとうございました!12月も、エンタメの本質の続きとして、第二火曜日の13日に開催します!
そちらの方もぜひチェックをお願いします!!

Writed by saino.co

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